教職員課「南教の風だより」No.7【管理主事学校訪問より】
2019年6月10日 10時30分教職員課「南教の風だより」No.7をアップしました!
「教職員課から」の「南教の風だより」にて御覧ください。
No.7をアップしました。
5月16日(木)、伊方スポーツセンターにおいて、「平成31年度愛媛県小・中学校初任者研修第2回教育事務所研修」を行いました。今回の研修は、日本赤十字社愛媛県支部より4名の指導員の方をお招きし、「水上安全法」「心肺蘇生法」の講習を受けました。「学校保健・学校安全の考え方や指導法を学び、実際の指導に生かすことができる」が目的です。
<水上安全法>
プール使用前に知っておくべき内容(プールの大きさ・深さ・温度管理の方法等)や入水の仕方等について話を聞いた後、実際にプールに入り、水泳の指導法や救助法等の実習を受けました。受講生たちは、持参したペットボトルやビニール袋を使って浮く練習をしたり、救助する側とされる側に分かれて何度も救助練習をしたりしていました。人数確認方法の一つであるバディシステムやその他様々な泳法も学びました。ヒューマンチェーンでは、みんなで協力して溺者役の先生を助け、プールサイドにたどり着いたときには、大きな歓声が上がりました。
<心肺蘇生法>
演習用の人形やAEDを使っての実習でした。最初は、配付していただいた「一次救命処置フローチャート」を参照しながら、指導員の方の動きと言葉を一つずつ模倣しました。その後、3人一組で役割を分担し、実演しました。これまでの救助内容と変更されている部分もあり、最新の心肺蘇生法を学ぶことができました。また、回復体位についても学びました。
~受講者の所感(抜粋)より~
・講義だけではなく実技もあったので、より深く学ぶことができた。自分自身で体験することにより、いざというときに実践することができる。これから水泳が始まるので、今回習ったことを生かしたい。また、一人でも多く身に付けるべきなので、授業や職員研修においても伝達していきたい。
・本日の研修から、知識を知っているだけでは実際では何の役にも立たないと感じた。実際にするとなると、指導員の方についていただかないとスムーズにできず、様々な泳法も難しかった。学ぶだけでなく、学んだことを定期的に学習し続けることが必要だと感じた。
・今日の研修を通して、改めて命を守る大切さを感じた。水上安全法では、身近な物が使い方によって救命道具になることに驚いた。心肺蘇生法は、保健体育科の授業で取り扱うので、今日学んだ知識を生徒にも伝えていきたい。
・水上安全法では、実践的な演習を通して自分の身はもちろん他者の命を救う方法を多く学ぶことができた。心肺蘇生法においては、改めて共助の大切さ、迅速な対応の重要性を感じることができた。今回得たことを学校に持ち帰り、日々の実践に生かすとともに、子どもの命を守ることへの意識を高めていきたい。
2つの演習により、受講者は、安全指導に関する知識とともに、実践的指導力を身に付けることができました。
第3回目は、幼稚園と小学校を訪問し、「幼保小連携教育」について学びます。