「平成31年度愛媛県小・中学校初任者研修(第1回教育事務所研修)」(4月25日)

2019年5月9日 09時44分

 4月25日、南予地方局において「平成31年度愛媛県小・中学校初任者研修第1回教育事務所研修」が行われました。「初任者研修」とは、新規採用された教員を対象に、1年間の校内外研修を実施することにより、実践的指導力と使命感を養うとともに幅広い知見を得させることを目的とする現職研修の一つです。

 受講者30名のフレッシュな自己紹介の後・・・

◇所長講話では◇

 教師の道を選んだことへの歓迎の言葉から始まり、「先人・先輩・子ども・保護者や地域の方々から学び、公人としての自覚と覚悟を持って、美しい後ろ姿で語れる教師になってほしい。」「これから始まる教職員としての人生を素晴らしいものにしてほしい。」と励ましの言葉をいただきました。最後に話された初任校を去るときの子どもたちとの別れのエピソードは感動的でした。

◇次長講話では◇

 「学校事務」について、図や具体的な数値を挙げて、分かりやすく御教示いただきました。多様な経験を積むことの大切さを、御自身の経験を踏まえてお話ししていただきました。受講者は、「経験を多く積み、教師としてステップアップしたい。」という気持ちを高めることができました。

◇講義・協議では◇

 「生徒指導」研修では、生徒指導の意義や最近の生徒指導上の課題等について、講話を聴きました。日記指導では、事例に対してどのような返事を書くかという演習もあり、実践的な指導力を高める場となりました。

 「学級経営」研修では、自己紹介ゲームを実演した後、「学級集団づくり」について実践していることや困っていること等をグループ協議しました。同期の仲間と話すことで、即実践できる取組のヒントや同じ悩みを持っていることへの安心感を得たようでした。

◇課長講話では◇

 本日の受講者の研修の様子から感じたことを交えながら、「ほめることは、気付くこと」と御助言いただき、多くの先人や先輩からの言葉を伝えていただきました。「合言葉は、KEEP SMILING」「ナンバー1の教師ではなく、一流の教師になる」という言葉が印象的でした。 

  初任者研修では、年間8回の教育事務所研修を予定しています。

 次回は、「水上安全法」「心肺蘇生法」について研修します。